Dam Safety Smart Use Sustainability
2024年4月に京都大学防災研究所は、気候変動下で激甚化する豪雨災害に備えたダムの洪水調節機能の強化や、国産の再生可能エネルギーとして改めて評価が高まっている水力発電の拡大に向けた既存ダムのハード・ソフトの様々な再生技術を開発し、国内外のプロジェクトへ実装を進めるための研究開発拠点(京都大学防災研究所水資源環境研究センター産学共同研究部門ダム再生・流砂環境再生技術研究領域)を設置しました。
ダムの再生と
流砂環境の再生の
両面からアプローチ
「治水」と「利水」のWIN-WINをもたらすためのダムを「賢く」、「増やして」使うための「ダム再生技術」、さらには、ダムを「永く」使うと同時に、河川や海岸環境の改善のためにダムから効果的に土砂を下流に供給する「流砂環境再生技術」を開発していきます。
産学共同研究部門として「ダム再生技術」と「流砂環境再生技術」を開発していくために、京都大学の角 哲也特定教授を総括リーダーとしつつ、産学連携を意図して参加機関から実務に精通した研究者が参加し各種プロジェクトの連携を踏まえて人材交流を促進しながら、技術開発を進めていきます。
本プロジェクトには多くの企業様から協賛いただいております。
企業様とより良いダムの形を模索しています。